人間とは天使か悪魔か? ~スターウォーズのアナキン・スカイウォーカーはなぜ暗黒面へ墜ちたのか~

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こんにちは。香川です。

今回は人間の本性は何かという事を話したいと思います。

性善説や性悪説という言葉がありますが

人間の本性とはどちらなのでしょうか?

 

結論からいうと人間は天使にも悪魔にもなれない存在です。

 

今回の記事では人間の本性というものを考えてみたいと思います。

 

 

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悪い人に惹かれるのは己と共感するから。

皆さんはプリズングルーピーご存じでしょうか?

犯罪者をスターと憧れる人々の事です。

日本では一般的には広まっていない言葉ですが

アメリカではよく知られている言葉だそうで

残虐な犯罪を犯した人がハンサムだったりすると

なぜかカリスマ性を獲得して一部の熱狂的なファンを

獲得する事があります。

 

もちろんそういう人々は日本にもいて

具体的な犯罪者の名前は伏せますが

これまでもある犯罪者のファンサイトが立ち上がったり

中には犯罪者と獄中結婚する人だっています。

 

悪い人に憧れる人はいつの世にもいるものです。

まあ、映画や漫画の世界でもなんとなく正義の味方もいいけど、

影のある悪役に惹かれる心理は皆さんもわかりますよね?

人が悪人に惹かれる理由は己の中に悪の心が潜んでいて

それに対して無意識に共感するからだと思います。

 

 

人間は悪魔と天使の間に引き裂かれている

人間は時に悪魔のように残酷にもなれるし、

もちろん天使のような人もいるでしょう。

自分の命を賭して他の人間の命を助ける人だっています。

 

一方で人間は怨恨な人を殺す事もあるし

時には無差別殺人を犯す人もいます。

人間の本性とはどちらなのでしょうか?

 

人間が善人のようにあろうとすると

心の中で悪魔のささやきが惑わそうとするし、

人間が悪人であろうとすると、罪の意識が

良心の呵責が責め立ててきます。

人間は天使と悪魔の間で引き裂かれている存在

といえるかもしれません。

人間,善人であるのが一番のはずなのに

人間が悪人に魅力を感じてしまうのは何故か?

 

これから悪人の魅力について掘下げていきます。

実際の人物について取り上げるのはリアルすぎるので

ここでは架空の人物、

二次元の人物を取り上げましょう。

 

まあ、ドラゴンボールのベジータもいいけど

今回はスターウォーズのダースベイダーを取り上げたいと思います。

 

 

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スターウォーズは光と闇の二大勢力の闘い

 

スターウォーズのストーリーは、

まさに光と闇との闘いと言ってもいいでしょうか?

フォースという目に見えない力不思議な力を使う者達がいて、

穏やかな感情から生み出される「ライトサイド」のフォース

を使うジェダイ達と,

「ダークサイド」(暗黒面)と呼ばれる憎しみや恐怖に満ちた

フォースを使う者達がいてこれら二大勢力が

宇宙を舞台にして戦いあう

という壮大な映像叙事詩です。

 

今年2019年にスターウォーズの最終章の公開が控えていますね。

 

 

ダースベイダーは愛する人を守りたくて暗黒面に堕ちた

後の闇の戦士ダースベイダーとなる

アナキン・スカイウォーカーは子どもの時から

光の戦士ジュダイの素質を認められており

先輩のジュダイから選ばれしものとして

英才教育を受けて育てられてきました。

 

やがて青年となった彼は離れ離れなった母親が

殺されたことで闇の心が芽生えてしまいます。

 

その後愛する女性パドメを死を予知夢に苛まれた彼は

暗黒面の力を使う者に

「ダークサイドの道では人の死を救う事ができる」

という甘言に惑わされ彼は暗黒面に堕ちてしまいます。

彼は味方であるジュダイ達を殺してしまい

銀河を一体を支配するという野望まだ抱くように

なりました。

 

やがて愛する女性パドメから裏切られたと

思い込むようになり

在ろうか愛する女性パドメを手をかけて

結果的に死なせてしまうのです。

 

しまいには光の戦士ジュダイとしての師匠である

オビワンと死闘の末重傷を負った彼は

サイボーグ化となり闇の戦士ダースベイダー

生きるようになりました。

 

彼は最初から闇の戦士を目指していたわけではなく

愛する人を守りたかったのです。

 

 

人が時に悪の心に魅了されるのは     「何者かになりたい」という野望によるもの

「一人殺せば殺人者、100万人殺せば英雄になる」

という言葉を残したのはチャップリンですが

人はなぜ狂気ともいえる憎しみ、怒りに身を投じてしまう

のでしょうか?

 

それは「何者かなりたい」という野望からでしょう。

 

美しいものを創り出すのは時間がかかるものです。

 

花を育てるのは時間がかかるが

花をちぎるの一瞬でできる。

人を愛するのは難しいが

人を憎むのは簡単にできる。

 

人が怒りや憎しみなどに破壊的な事に

自分を失うのはそれらが

己の虚栄心を満たす事が簡単にできる事だからなのです。

 

 

人の「暗黒面」とは他人を支配すること

皆さんは「愛って何だろう」って考えた事は

ありませんか?

わたしは今でも時々考える事があります。

しかし愛の反対とされている怒りや憎しみは

説明されなくても解りますよね。

 

わたし達が愛って何かを知らないってことに

謙虚になるべきかもしれません。

 

ダースベイダーは愛する人を守ろうとして

暗黒面に堕ちてしまいましたが

暗黒面って何かと事を考えると

 

暗黒面とは主に他人を支配するような力

のように気がしてます。

怒りや憎しみなどを

他人に対して自分の力を見せつける、

 

ダースベイダーは類まれな素質をもっていながら

自分とは何かという事に確信がなかった。

 

愛する人を守ろうとしたことが

いつしか他人を圧倒するパワーを手に入れよう

とすることにすり替わってしまい

闇のダークサイドに堕ちてしまったわけです。

 

 

何者でもない人が人を愛することができる

皆さんは好きになった人を憎んだことはありせんか?

自分はあります。

好きになった分だけ憎しみも大きくなるのです。

 

実はダースベイダーはわたし達自身の姿なのかもしれません。

 

彼は愛する人を自分の思い通りに支配

しようととして彼は「暗黒面」に堕ちてしまった。

 

愛する人を憎み、そして殺してしまうという

結果的に最悪の選択をしてしまったのです。

 

瞑想はすべてを受け入れることだとわたしは

過去の記事、笑いから始める簡単な瞑想のやり方でいいました。

 

愛も瞑想も共通点があると思います。

 

愛も瞑想もすべての人や物事を受け入れる

という事が重要です。

 

愛も瞑想も一番の障害は自分自身なのです。

 

愛する人や愛する事が怖いと感じた事ありませんか?

 

それは愛によって今までの自分がいなくなるという

恐怖心によるものかもしれません。

 

ダースベイダーは人を愛する過程で

愛そのものを自分の思い通りのものにしようとして

暗黒面に堕ちてしまいました。

 

瞑想によってエゴを失くした人間しか

本当に人を愛する事ができないもかもしれません。

最後に本の紹介です。

ダースベイダーはわたしたち自身の姿なのではないかと

考えさせる本です。

やかり映画、漫画に出てくる魅力のある悪人は

どこか共感するところがあると考えさせられるところです。

是非読んでみてください。

 

「ぼくたちはフォースの使えないダースベイダーである」 

講談社


今日最後まで読んでくれてありがとうございました。