瞑想によってどのような変化が起こるのか?

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こんにちは、香川です。

これを読んでいるあなたは

もちろん瞑想について興味を持たれている方だと

だと思いますが、

瞑想についてどのような変化が起こる

解らないという人も多いでしょう。

 

 

瞑想が深まるとその人に起こる

変化とは過去の自分と

同一化を無くなっていきます。

 

瞑想とは理想の自分を

追い求める事ではありません。

過去の自分と同一化をなくす

とはどういうことでしょうか?

このことについて

理解すべき点を

二つにわけて解説します。

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1、わたし達は子どもの頃から同じ欲望を追いかけている

皆さんが瞑想で

自身にどのような変化を

望んでいるのでしょうか?

社会的に成功を収めたい

という人が多いでしょう。

ところが成功したい、社会的に認められたい

多額のお金が稼ぎたい、

という欲望は

子どもの頃から欲望と

ほとんど変わりがないのです。

 

昨今のちょっとした

瞑想ブームのによる

影響が大きいでしょう。

スティーブ・ジョブズなどの

社会的成功者が

瞑想を実践していたから

自分も瞑想すれば

成功者になれるかもしれない、

という理由で

理由をきっかけに瞑想に興味を

持った人が多いと思います。

 

 

男なら思春期のころ同学年の子より

腕っぷしで強くなりたいとか

よく考えたものですよね。

 

子どもの頃から欲望というより

動物のころから欲望といえるでしょう。

動物の社会では(特に猿とか)論理や愛情よりも

腕っぷしが強いということが優先され

強い動物が群れを

親分として仕切ることになります。

 

わたし達人間の精神年齢は思春期のころに

止まってしまうという事も聞いたことがあります。

 

つまり社会的に成功したいと

高い目標を持っている人間も

子どもや動物と大差がない。

欲望の対象物が変わっただけなのです。

人間は成長しているに見えて

根っこのところは

子どもやまたは動物の頃より

成長はしていないという事です。

 

 

2、人のコンプレックスは外面的なものでは満たされない。

自分のコンプレックスを

社会的成功で解決することは

できません。

 

瞑想で興味をもち

変化したいと思っている

人はおそらく自分に

コンプレックスを持っている

多いでしょう。

わたし香川もそうでした。

コンプレックスをばねにして

過去に自分をばかにした

人たちを見返すために頑張って

成功しようとという

考え方もありますが、

例え社会に出て少しの成功を収めても

社会には自分より金銭的な成功を収めている人など

山ほどいます。

つまり他人と比較して自分より社会的に

劣っている人を見て優越感に浸っても

それは空しい結果に終わります。

 

そういう自信のつけ方は

自分より優れた人を見て

劣等感に苛まれるという

ことにつながるからです。

あの偉人ナポレオンでさえも

身長が低いというコンプレックスを

いつまでも引きずっていたそうです。

 

人はどこへでも自分の

コンプレックスを投影してしまいます。

社会的成功を収める事で

自分のコンプレックスを

解消することはないでしょう。

 

瞑想による変化とは過去の思考パターンに気づくことである。

人が自分を変えたいと思う時

外面的な成功にこだわり

内面的なことをおろそかにして

結局過去の欲望のパターンや

自分のコンプレックスを

無自覚に囚われたままで

苦しむことになります。

上記で述べたパターン

1、同じ欲望に囚われいないか?

2、過去のコンプレックスに囚われていないか?

この二点が過去の自分に同一化している

事を示す思考パターンと言えるでしょう。

瞑想とは過去も未来もなく

今を生きる事です。

 

過去の投影でもない

今現在を生きることができたならば

みずみずしさを感じて

生きる事ができることできます。

 

外面的社会的な成功は素晴らしいことですが

必ずしもそれらは絶対的なものではありません。

むしろ外面的のものに目が向ける程

自分の内面が変化せず

過去のパターンを引きずっていることが

あります。

過去や未来の為ではなく

現在のために生きる事が出来たなら

その人は瞑想による変化を享受できたと言えるでしょう。

 

それでは最後まで読んでくれてありがとうございました。